冷房のない真夏の夜に思うコト

今週に入って、ブリュッセルはすっかり真夏である。天気がよく、陽が燦々と降り注ぎ、一昨日、昨日は気温が30度を超えた。このぐらい暑い日が続くと、さすがに冷房がないのはキツイと感じる。
というのも、建物が基本的に石造りなので、昼の間に屋根や壁が温められて、全体的に熱をもってしまうからだ。もちろん夜になれば外気温は下がるのだが、窓を開けて外気を入れても、建物が熱いので室内の気温はなかなか下がらない。結果として、外は涼しいのに家の中は熱帯夜…という状況になる。

昨夜もとっても寝苦しかった。窓を開けて扇風機を回し、外の涼しい空気を強制的に家の中へ送り込んではいたのだが、ようやく家の中が涼しくなってやっと眠れたのは午前4時半ぐらい。窓から見上げる空が、早くもすみれ色になってきた頃だった(ちなみに、夜明け頃の外気温は18度ぐらいだったらしい)。

予報によれば、今日の最高気温は少し下がって28度ぐらいらしいが、今日はベルギー建国記念日で我が家の近所はお祭りのメイン会場になるため、相当な人出が予想される。けっこう遅くまで野外コンサートもやるらしく、静かになるまで窓を開けられないだろうから、また寝苦しい夜になるんだろうなー( タメイキ)

でも、そうは言うものの、やっぱり一般の住宅ではクーラーなんかない方がいいと思う。もちろん、この国じゃ真夏の天候はそう長くは続かないから言えることかも知れないが、日本のあの異常な暑さは冷房の多用によるところが大きいと思うからだ。夜になっても気温が下がらないのは、クーラーの室外機のせいじゃないかと思う。もし仮に日没とともにすべての人がクーラーを止めて、国民総出で打ち水をやったら、日本の夜はもっと涼しくなるんじゃないかなあ。でもって早朝の気温が低ければ、翌日の日差しで同じように気温が上がっても最高到達点は低くなるだろうから、全体的に夏は過ごしやすくなると思うんだけど。

しかしまあ、すでに個々の住宅にクーラーが普及してしまっている今では、こんなこと言ったって実現はムリだろう。だからこそ、現時点で一般の住宅にクーラーなんかないのが普通なこの国では、将来においても現状のままであって欲しいのだ。
てなわけで、暑い・眠れないと文句を言いつつ、扇風機で過ごす夏に大いに満足している。

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2 Comments

いん子 says...""
日本の職場には周りが寒がっているのにキンキンに冷房しないと気が済まない男性社員が多いです。
そういう人に限って、「なんで夏はこんなに暑いんだ」などとのたまうので、お前のせいだろ、と言いたくなります。
2016.07.31 06:43 | URL | #mQop/nM. [edit]
AngieBXL says..."Re: タイトルなし"
日本の一般的なオフィスでは、男性は真夏でも長袖シャツに背広ネクタイってのが不文律みたいですからね。いい加減に考え直すべきだと思いますし、そういう意見もだいぶ前から出てるはずなんですが、法律で規制でもしない限り変わらないんでしょうね。
2016.08.01 20:30 | URL | #- [edit]

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