人もすなるブログといふものを我もしてみむとてするなり

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гароховый суп - エンドウ豆のスープ

大事件から5日。いちおう警戒レベルは元の3に戻され、バス・トラムはもちろん、メトロも制限つきながら運行している。とはいえ、メトロ各駅では入り口が一か所に絞られ、ホームへ降りる前に警察にボディチェックされるので、たいへん面倒くさい。当分はバス・トラムなどの地上交通機関を利用することになると思う。

さて。
こんな話ばかりしていると気が滅入るので、気分をかえて食べ物の話題。
今年は春分の日の直後に満月があったため、カトリックでは今日が早くも復活祭である(ついでに今日から夏時間 )。そしてこういう年は、カトリックと正教の復活祭のズレが最大値となる。というのも、ユリウス暦では未だ春分の日すら迎えていないのだから、月の朔望周期まるまる一回分(プラス日曜日までの日数分)遅れることになるからだ。

てなわけで、例によって我が家はただいま復活祭前の大斎戒期間中である。今年の正教の復活祭は5月1日だから、まだ1か月以上ベジタリアン生活を続けなければならない。魚も乳製品もダメ…というこの大斎戒、最初はけっこうキツかったのだが、こう毎年続けていると野菜レシピもだいぶヴァリエーションが増えてきて、今ではなかなか豊かな食生活を楽しめるようになっている。
逆に言えば、新たなベジタリアンレシピの開拓の余地は少なくなってきたわけだが、それでもまだ未挑戦のレシピはあるものだ。今回はそんな中から、ふと「そういやまだ作ってなかったな」と思い出して作った гароховый суп を紹介する。

sup-garokhovy.jpg

エンドウ豆の乾燥品を、一晩たっぷりの水に浸してもどし、それを野菜ブイヨンで柔らかくなるまで煮込み、サイコロ状に切ったジャガイモと塩を加えてさらに煮る。別のフライパンで小麦粉少々を少し色づくまで炒めておいて、ジャガイモが柔らかくなったらそれを少しずつ加えてとろみをつけ、さらに別のフライパンでみじん切りにしたタマネギと人参を黄金色に炒めて加える。これで完成。
手順は簡単だが、豆が柔らかくなるまで相当の時間がかかる。

実はこのスープ、別名「ミュージカル・スープ (музыкальный суп)」と呼ばれていて、豆がバッチリ柔らかく煮えていないと、食べた後にお腹やお尻が音楽を奏でる(要するに腸内でガスが発生してオナラが出る)のである。そんなことにはなって欲しくないから、今回は少し重曹を加えた上で1時間半ぐらい煮た。おかげで豆の形がほぼなくなってしまったが、かえってトロリとしたポタージュ風になって、なかなか美味しかった。
だいぶ前に紹介したレンズ豆のポタージュにも、ちょっと似ている。実際、食べる時には少しレモン汁を入れるとより美味しいようだ。たっぷりのエンドウ豆にジャガイモも入って、スープだけでもお腹いっぱいになる。

今回はニンニクなしヴァージョンで作ったが、ジャガイモが柔らかくなった後でつぶしニンニクを加えるというレシピもある。斎戒期間はまだまだ続くことだし、近いうちにもう一度、今度はニンニク入りを試してみようと思っている。
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2 Comments

いん子 says..."イースター"
日本では最近謎のイースター推しで、イースターにちなんだお菓子や、100均ではイースターグッスのコーナーができたりしています。
だからといって、イースターらしい行事をするわけでもないようです。

連続テロ、びっくりしました。
去年のパリの時、ブリュッセルでは何も起きなかったので安心していたのですが。
2016.04.02 16:04 | URL | #1NmPcl6w [edit]
AngieBXL says..."Re: イースター"
イースターらしい行事といっても、宗教的な背景のない日本でやるとしたら、せいぜいタマゴ探しぐらいでしょうか。それも庭がないと難しそうですが・・・

テロ事件、私も本当にびっくりしました。
考えてみればEU本部もNATO本部もあって、狙われどころなのかも知れませんが、元来のほほんとした穏やかな街なんですよ。こんなことがあっても、人々の気持ちは荒れないで欲しいです。
2016.04.03 19:00 | URL | #- [edit]

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