人はなぜ大音量を好む…?

去る7月21日はベルギー建国記念日だった。

例によって王宮前から最高裁判所に至る道は車両通行止めとなり、露店が立ち並んで人が大勢つめかけた。そして夕方には、サブロンで野外コンサートが行われたのだが、このコンサートが凄まじいまでの大音量で、正直なところ気が狂いそうだった。

かなり蒸し暑い夜だったのだが、とても窓を開けてはいられない。窓を閉めても、窓ガラスがビリビリ鳴るほどで、ほとんど音が割れている。うるさくて、落ち着いて本も読んでいられない。といって逃げ出そうにも祝日なので、静かに座っていられそうなカフェなどは(この近辺以外では)どこも開いてないから、逃げる先がない。
まあ、お祭りだから多少の騒音は仕方がないのだが、それにしても何故あそこまで大音量でなければならないのかと思わずにはいられない。気のせいか、年々音量が上がっているような気がする。広場からは、スピーカーの大音声の合間に人々の嬌声も聞こえてきて、相当な盛り上がり方をしているのが分かるのだが……あの人ら、正気なんだろうか?
(まあ正気じゃないんだろうな、お祭りだから)

しかし考えてみると、こういうイベントのときに限らず、やたら大音量の音楽が聞こえてくることはままある。この近辺には深夜営業のカフェが多いが、普段でも人の出入りでドアが開くたびに、かなりの音量でディスコミュージックが通りに漏れ出してくる。きっと店内では、マトモに人の話声も聞きとれないような音量なのだろう。
そして、日ごろからそんな音量に慣れている人が増えているから、イベントでは増々大音量にしないと気が済まないということか。つまり「音量」というのも中毒になるのだな。

でも中毒してない者は、ああいう音を聞かされると本当に頭が痛くなる。音量中毒者の集まりは、どこかの野っ原にでも行ってやって欲しい。世の中ではいまや「嫌煙権」というのがメチャクチャ大きくなっているが、「嫌音権」というのも認めてもらえないものだろうか…

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