Spring !

3月末に夏時間に切り替わってから、わりと暖かい日が続いたおかげで、いまやありとあらゆる植物が新芽を吹き、花を咲かせている。本当に突然! という感じで、街が緑に染まりはじめた。ああ春だなぁ~ と実感する今日このごろである。英語で「春」を spring と呼ぶ理由が、本当によく分かる。もういい加減ベルギーに住んで長いけど、この「春の突然感」は何年たっても感動的だ。
というわけで、久々に写真リッチな記事で植物たちが spring up している様子をお届けしたい。

まずは、夫が借りているアトリエの庭で咲きそろっているチューリップ↓

DSCF5895.jpg


関連記事
スポンサーサイト

三度目の満月で三度目の正直

1月中旬に高倍率ズームのデジカメを買ったあと、満月の撮影を楽しみにしていたのだが、最初の満月の夜は雨、2回目は曇り空で月が見えず、どうにか晴れた17夜の月は、すでに95パーセントまで欠けていた。
そして昨夜、これで三度目の満月の夜。天気予報によれば、ほぼ雲のない夜空ということだったので、晩御飯を食べた後、カメラを持って王宮前に出かけると、そこには待ちに待ったキレイな満月が浮かんでいた。

Full Moon-1

天文学的な満月の瞬間は、この日の午後4時(ヨーロッパ時間)ちょっと前。だから厳密なことを言えば、日が暮れて地平線から月が顔を出した時点ですでに、満月をちょびっと通り越していたワケだけど、そのぐらいは誤差である。ほぼほぼ100%、真ん丸の月である。これが撮りたかったのよ~( 満足)

この後、ブリュッセル公園の中に入ったり、ロワイヤル広場に行ったりと場所を変えて撮ったんだけど、倍率が倍率だし、満月の明るさに露出を合わせると地上のものは暗闇に沈んで映らないから、場所を変えても月に焦点を合わせる限り撮れるものは同じだということに気が付いた。
…まあそうだわな。
というわけで、クッキリハッキリの月の写真は早々に切り上げて、ちょっと面白味を求めてみることにした。

ささやかに「バレンタインデー」

昨日、日本では相変わらずチョコレートが盛大に飛び交ったのだろうが、こちらはワリと静かな一日だった…と言いたいところなのだが、実はこちらでもここ数年、地元の人たちの間でバレンタインデーが話題にのぼるようになってきている。

まあ、もともとヨーロッパではキリスト教における聖人の記念日ではあったのだが、私がこちらに引っ越してきた当時はこれほど騒いでいなかったように思う。知っている人は知っている…という程度だった気がするのだが、昨日は日本人以外の知り合いが何人も「今日はバレンタインデーだね」なんてことを口にするのを聞いた。いつの間に、こんなに認知度が上がったんだろう。さては、日本に出店しているベルギーのショコラティエが、あの怒涛のようなチョコレート消費イベントに味をしめて逆輸入したのではなかろうか…と思ってしまう。まあ、実際はどうか分からないが、とにかく、イベントとしての「バレンタインデー」が何処からか流れ込んできたようだ。

とはいえ、こちらでは「女性が男性に贈る」という習慣はなく、ましてや職場の上司や同僚に「義理で」プレゼントするような発想は、さすがに皆無である。ただ、恋人同士でプレゼント(チョコレートに限らない)を贈り合ったり、一緒に食事に出かけたりする日、という認識になっているようだ(だから商業的な恩恵を受けているのは、ショコラティエよりもむしろ飲食店らしい)。

それでも私は「ウチはカンケーないし…」とか思っていたのだが、昨夜バイトから帰ってきたら、先に帰っていた夫が晩御飯を用意してくれていて、「バレンタインデーだからね」とのたもうではないか! 
どうやら彼も、仕事先で同僚がアレコレ話しているのを聞いて、その気を起こしたらしい。

そんなワケで、昨夜は我が家もささやかながら、チーズとワインで乾杯したのでした。

関連記事

マッシュルーム&ロックフォール

久しぶりに食べ物の話。

このごろ何となくひき肉を使った料理が続いて(もちろん作るものは違うんだけど)、ちょっと飽きてきた。たまにはベジタリアン料理にしたいなあと思ったのだが、色々と細かい用事が立て込んでいて忙しかったので、手間をかけずに作れるものを…ということで、作ったのがコレ。

Roquefort-kinoko.jpg

マッシュルームにロックフォールチーズを詰めて焼くだけの、超カンタン料理である。
写真は焼きあがった状態なので茶色く色づいているが、使っているのは普通の白いマッシュルーム。柄の部分を折り取って、カサの部分につぶしたニンニク少々を入れ、、その上にロックフォールチーズを詰め込む。それを油を敷いたフライパンに並べて、ふたをして焼くだけである。折り取った柄の部分も適当な大きさに切って炒めてみた。
詰めたチーズがとろけてあふれ出し、そのままソースになる。ロックフォールは塩気の多いチーズなので、特に調味はしない。必要ならば、テーブルに出してから各自が好みで塩を振ることにしている。
いつもは玉ねぎのみじん切りをマッシュルームの下に敷き詰めるのだが、今回は付け合わせにソバのカーシャを焚いて、そこに玉ねぎとベーコンを炒めたものを混ぜ込んだので、こちらはシンプレスト・ヴァージョンになった。

我が家にはオーブンがないのでフライパンで焼いているのだが、オーブンを使ったほうがチーズに適度な焦げ目がついて美味しいかもしれない。付け合わせはカーシャ以外にも、マッシュポテトやバターライスなどがよく合う。
少量を作ってサイドメニューにすることもあるが、チーズたっぷりなおかげで意外とお腹にたまるから、サイズが大きなキノコを選べばメインにもなる。シイタケなんかは、あまりたくさん食べるとお腹が痛くなったりするのだが、さすがにマッシュルームは生で食べられるキノコだけに、10個ぐらいは平気で食べられるしね。材料さえ揃えば、チーズを詰めるところから30分ぐらいで出来ちゃうので、忙しい時にはとっても便利。
ブルーチーズが苦手でなければ、ぜひお試しあれ。

高倍率ズームの楽しみ

…また新しいオモチャを買ってしまった。
Cannon PowerShot SX720HS、光学40倍ズームが売りのコンデジである。

ついこの間 Fujifilm X-pro1 などという高級機種をゲットしておいて、なんで今さら…と言われそうだが、やはり18ミリの広角レンズ一本では、遠くにあるものをグッとクローズアップして撮影することができないので、補助的にズームレンズ付きのカメラが欲しかったんである。
もちろん、大きく撮りたければ自分から近くまで寄っていって撮ればいい、という意見もあるだろうが、それはクローズアップしたい対象が歩いて近づける場所にあって、なおかつ自分の目線と同じ高さ(あるいはそれより低い位置)にある場合の話だ。
近づけば仰角がきつくなって撮りたい構図で撮れなくなるものや、歩いて近づけないような場所にあるものをクローズアップしたい場合は、どうしたって望遠レンズのお世話になるしかないが、下手の横好きレベルのシロウトには望遠レンズは高価だし、しょっちゅう持ち歩くには重すぎる(いるけどね、休日に三脚つきのバズーカ砲みたいなのを担いで森を歩いてる人も)。

そんなわけで、
・わりと気軽に手が出る価格帯
・ポケットやバッグに入れて持ち歩けるサイズ
・どうせなら高倍率ズーム
という条件で、ネット上で色んなレビューを読みながらスペックの比較をし、費用対効果で選んだのがこのカメラである。

早速、操作方法の勉強がてら、いろいろ試し撮りしてみた。
まずは歩いて近づけない被写体の最たるもの。月。

halfmoon2.jpg

ズーム最大の40倍。表面の明暗も、クレーターもばっちり写って、大満足している。実は、何が撮りたくて高倍率ズームを選んだかと言えば、コレが撮りたかったのだ。次の満月が楽しみだなぁ。快晴でありますように…
(手前の木の枝は、画面に変化をつけるためにワザと入れてみた)