人もすなるブログといふものを我もしてみむとてするなり

とうとうマクロレンズを買った!

こちらでは、毎年7月末に年収に応じた「バカンス手当」という名称のボーナスが出る。
日本の年二回の賞与に比べると金額は少ないが、その代わり時給いくらのバイトでも、一年を通して働いていれば、ある程度まとまった額がもらえる仕組みだ。私も長くバイトしているので、例年ちょっとしたお小遣い分ぐらいはもらえている。

そこそこまとまったお小遣いをもらったら、ちまちま使って何となく使い果たすよりは、ドーンと使って「これを買ったぜ!」と思えるものがある方が満足度は高いと私は思う。
そんなわけで、ついに以前から欲しかった fujinon 60mm/f2.4 のマクロレンズを買ってしまった。

newlense.jpg

これはもちろん、昨年11月にゲットした X-pro1 用の交換レンズ。ずっと18㎜の広角一本で撮ってきたが、これで今までと違う画角の絵が撮れるようになる。さっそく自宅の鉢植えをテスト撮影してみた。

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気の毒な菩提樹

先週は、暑かった。

まる一週間、気温が30度前後まで上がる日が続くと、冷房のない生活はなかなかキビシイものがある。夜も寝苦しいので、なんかグッタリしてしまった。
でも植物にとっては良い気候だったようで、窓の外の鉢植えなんか、朝の水やりのたびに目に見えて大きくなっていったし、菩提樹の開花も今年は早かったように思う。気が付いたら満開で、わずかな小雨が降った後や夕方・早朝に外出すると、どこからともなく蜜の香りが漂ってくる。つくづく良い香りのする花である。



ところで、この菩提樹のことをロシア語ではлипа(lipa) というのだが、最近になって、この名称が実は「べたつく・ネバネバする」という意味の形容詞липкий と同語源だと知ってオドロイた。なな…なんで? こんなに香りの良い花を咲かせ、真夏には涼しい木陰を提供する、どっちかっつーと爽やかイメージの木のどこに、「べたつく」なんて言葉と結びつく要素があるわけ???

ヴィシソワーズ!

白アスパラが旬である。
この週末には我が家でも、例のごとく半熟ゆで卵をソース代わりにして食べた。

さて。こうして白アスパラを茹でた後の美味しいブイヨンは、翌日にリゾットにして食べるのが定番化している我が家。この日も、そのつもりでリゾット米を買ってきたのだが……暑い! 3日つづきで気温が30度前後まで上がっている時に、とてもじゃないがリゾットなんか食べる気にならない。でも、アスパラのブイヨンはどうしよう。無駄にするのは惜しいしなぁ…
というわけで、これを使って冷たいヴィシソワーズを作ることを思いついた。

ホントはポロネギを使うんだけど、なにしろ急に思いついたので買ってなかったし、暑い最中にポロネギ買うためだけにスーパーまで行くのがイヤだったので(殴)、今回はタマネギを使った。それに刻みベーコンを少々加えて炒め、ジャガイモを足してアスパラのブイヨンを注ぎこみ、しばらく煮る。ジャガイモが柔らかくなったところで火を止め、シンクに水を張って鍋ごと冷やし、粗熱がとれたところで、ミキサーでブィーーーンとやった。
それを鍋に戻して再び火にかけ、生クリームを加えて塩で味を調えて出来上がり。再びシンクに張った水に鍋ごと浸けて冷まし、冷蔵庫で冷やしておく。そして食べる直前に、細ネギのみじん切りを散らして生クリーム少々を垂らしてみたら、こうなった。

Vichyssoise.jpg

調味は塩だけだが、ふんわりと繊細な風味。白アスパラのブイヨン、侮りがたし。
夫もえらく気に入ってくれたし、ジャガイモたっぷりなおかげで、スープだけでも結構お腹いっぱいになる。この日は、これに加えてインゲンのくたくた煮込みを作ったので、満腹になった。

白アスパラのシーズンは、けっこう気温が上がることが多い時期でもある。
これで暑い日向けのブイヨン利用法ができたので、今後は安心してアスパラを買うことができそうだ。
(とはいえ、そろそろ今年の旬は終わりかけてるんだけどね)

週末だけのクラシック・トラム

ブリュッセルの北東部、94番トラムの終点に、トラム・ミュージアムというものがある。19世紀末に建てられたトラム操車場の建物を博物館として改装したもので、ブリュッセルの街を走った歴代トラムが展示されている。
この博物館については長らく、単に古い車両がズラッと並んでいるだけだろうと思っていたのだが、実は週末ごとに昔の車両を実際に運転していて、博物館の入場券を持っていればそれに乗れる…ということを最近になって知った。

tram-museum6.jpg
新旧トラム。右側の黄色いのが休日のみ運行のクラシック車両

あれ、乗りたい… 
というわけで、この週末に早速クラシック・トラムに乗りに行ってきた。

らせん階段の雑学

前回の記事で紹介した Groot-Bijgaarden 城には、堀の内側に居館とは別に高さ30メートルの塔がある。

Kasteel Groot-Bijgaarden 3

居館の内部は残念ながら公開されていなかったが、こちらの塔には自由に上ることができ、屋上からの眺望が楽しめる。ただ、塔に上る階段は、こちらの狭くて急ならせん階段ひとつだけなので、途中で上る人と降りる人が出くわすと、すれ違うのが一苦労である。

Kasteel Groot-Bijgaarden 4

それもそのはずで、この塔は本来、敵に攻め込まれたときに城主が立てこもって戦う「最後の砦」。階段も、防御に有利な構造になっている。一度に大勢の敵が上ってこられないように、階段を狭くするのは当然の工夫だ。
そして実はもうひとつ、このらせんの向きも防御上の理由で決められているのである。